私はちゃんと「母親」ができているのだろうか?

「早くしなさい!」

「もう、何やってるの?」

「なんで、できないの?」
「何度言ったら、わかるの!」

朝から子供に怒ってばかりの自分が嫌になる

お母さんたちは
怒りたいのではなく
ただ、子供たちにこう伝えたいのです

「早くしなさい!」は
時間を守ることの大切さを知ってほしいから


「何やってるの?」は
「今は、それをする時間ではないのよ」

「なんで、できないの?」は
「どこが、むずかしいかな?」


「何度言ったら、わかるの!」は
「こういう場合は、こうするんだよ」
と繰り返し言って聞かせることで伝わります

「子供に怒ってばかりの自分が嫌になる」
わたしも何度も感じてきました

優しいお母さんになりたかったのに。
この子だって頑張っているのに。
本当は怒りたくないのに。

あなたも、目のまわるような毎日を
過ごされていると思います

掃除、洗濯、ご飯の準備
できるだけ体に良いものを選び
食べやすいよう野菜を細かく刻む

朝は寝不足な顔で公園へ向かい
昼寝のすきに洗濯物をたたみ
休む間もなく夕食の支度

子供を授かり、幸せなはずなのに
自分の時間なんてどこにもない
こんなにがんばっているのに

子供はかわいいのに
もっと遊んであげたいのに
もっと話を聞いてあげたいのに
口から出る言葉は「早くしなさい」

いつも怒ってばかりで
わたし一体、なにをしているのだろう

生まれてから今まで、この子に何をしてあげられたのだろうか?

何一つ、してあげられていないのではないか

私はちゃんと「母親」ができているのだろうか



あなたは「母親」です

命を授かったその日から
お腹を冷やさぬようにと気を配り
生まれる前から準備をし

寝不足の数年間を送り
オムツを替え、ミルクを与え
寝かしつけ、いつでも抱き上げ

毎日、欠かすことなく
食事を用意し、家事をこなし
常に気を張り、体を張り
子供を守ってきました

その姿が「母親」です

「普通の毎日」があるのは
あなたが必死でつくってきたから

子供が大きくなったのは
あなたが毎日、積み上げてきたから

当たり前の家事
あたたかい食事
清潔な布団

それらはすべて
「母親」であるあなたから
子供への「愛情」です

お母さんたちは、皆
りっぱな母親ですよね

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