親不孝な娘でした

お正月、夫の実家から東京へ帰る前の日の夜

布団に入ると涙がとまりませんでした

親の愛の深さと、自分の馬鹿さを思い知り
声をおさえて心の中でワンワン泣きました

実家ではいつも子供のように過ごしています
お母さんのつくるご飯を食べ
あたたかい布団に入り
何の心配もなく眠る

私が小さい時も、そんな毎日を送っていたことを思い出しました

当たり前だった安全な環境は親が与えてくれたもので、毎日の生活のささいな事すべてが愛でした

「感謝」という言葉では表すことのできない思いを一生持ち続けていくと思います

それなのに、いつからか
親をうっとうしく思い
面倒くさい、うるさいと突っぱねて
くそばばぁと悪態をつき
つい最近まで親不孝な娘だったと思います

それを「口うるさいから」と親のせいにしてきましたが、単なる自分の勘違いでした

泣けば何でもしてもらえた赤ちゃん時代
それがずっと続くと思っていました

「親はいつでも自分の思い通りにしてくれるものだ」という勘違いをし
そうならないことに腹を立て、うらみ、復讐に燃えてきました

赤ちゃんそのものでした

実は誰もが持っている赤ちゃん心は
目の前のことを全力で楽しんだりできる無邪気な心でもあります

また、やりたいことを成し遂げたり
自分の理想の未来に向かいコツコツと積み上げていくためのエネルギーになってくれます

私たちが望む現実を手に入れるために
自分の赤ちゃん心を知ることは有効です




スピリチュアルや自己啓発の本などでよく見かける「引き寄せの法則」で例えると

こうしたい。
あれが欲しい。
あんなふうになりたい。
と望む気持ちは赤ちゃん心やこども心

それを叶えるために行動するのが大人の自分
どちらも必要ですね


母に勝ちたかった
親を負かしたいと思ってきました
何の勝負なのかわかりませんが
「ごめんね」と親が折れて謝ってくれるのを待っていました

「わかってくれなくてもいいもん」
「一人でできるもん」
「手伝ってくれなくてもいいもん」
と子供のように強がってすねてきました

そんなことをしなくても
命がけで生んで育てて
守ってもらってきたのに

大バカものでした




私は子を持つ親ですが、やっと自立をはじめたところです

しっかりと現実を見つめられる大人になり
これからも赤ちゃん心を育てていこうと思っています

あなたもご一緒に、どうですか

あなたの望む現実を
自分でつくっていけるので、楽しいですよ