子供にイライラするのは自分を責めているから

誰かにイラッとすることってありませんか?

自分の子供に
パートナーや夫に
兄弟や両親に
仕事先やプライベートで

人間関係の中で誰かにイラッとすることってありますよね

イラッとする時は、
あなたの中の何かが反応しています

何かというのは
自分の弱いところだったり
罪悪感を持っていることだったり
苦手なことだったりします

そこに触れられたように感じるから
イラッとして怒ることで自分を守ろうとする

相手の何気ない一言に傷ついたり
落ち込んだりイライラしたり
私たちは自ら反応しているんですね

だから、イラッとしたらチャンス
自分の潜在意識を知ることができるんです

あなたが何に罪悪感を感じているのか
あなたがどう自分のことを嫌っているのか
あなたが隠したいと思っていること

そんな心の奥にしまい込んでいる気持ちを
相手の言葉の中にみつけて反応しています

先日、夕飯を食べながら子供が言いました

「ママのご飯より、今日の保育園のお米の方が美味しかったな」
 

私はプチっときました
テーブルをひっくり返したくなりました
なぜなら私は娘の言葉をこう解釈したから

「ママのご飯は美味しくない」

そう言われていると思い込み怒りました
でも、子供はただこう言いたかっただけ

「あつあつの炊きたてのお米が好きなんだ」

その日の保育園のお米のは、子供たちがお手伝いして炊いたお米だったようで、いつも以上に美味しかったそうです

一方の私のお米は、昨日炊いて冷凍したものを解凍したもの
イエスタデイズ・ライスです

ママのご飯より保育園のお米が美味しくて当然ですよね

私はその日の夕飯がイエスタデイズライスであることに罪悪感を感じていました。

今日はお米炊いてないな。。
サボっちゃったな。。

そんな罪悪感を見事に指摘されたので、怒りで自分を守ろうとしたのです

人間は痛いところを突かれると反応して怒るんですね、実感しました

「そうなの、このお米美味しくないよね。ママ今日はサボっちゃったの、ごめんね、エヘヘ」

と言えたら良かったのに、

サボる=いけないこと。
毎日お米を炊かなければならない。
母親は完璧であるべき。

という思い込みがあったのです

これは、私が自分の母親に対して感じてきたことです。そして

「このご飯、美味しくない」

と昔は母に言ったこともあります
だから私もそう言われた気がしたのです

自分のしてきたことが返ってきます
子供は、自分そのものです
目の前の相手は、自分そのもの

イラッとしたら自分を知るチャンスです
自分を振り返り、時には反省もし
またそこから出直す良いチャンスなのだと実感した出来事でした