待ってる間も飲み物を受け取る時もずっと怒っているような顔をされています

その彼女は「アイスのカフェラテ氷なしミルク多め」を注文されていました

私もその方と同じでした

おそらくこうです

「今日は曇りで涼しいのだけど、ホットのカフェラテを飲むにはまだなんとなく暑い。でもアイスのカフェラテだと冷たくて途中で寒くなっちゃうから氷なし」

にしたんだと思うんです

彼女は自分の体のことをよく知ってるの

氷入りのアイスのカフェラテだと彼女にとっては冷たすぎるし冷えを防ごうとしてる

自分の体のことをよく考えてるんです

体調よくなりたいから

つまり綺麗になりたいのです

不機嫌な顔をしているのはなぜだろう？

何かあったのかな？

体調優れないのかな？

今まで人の顔が気になっていました

人の顔色を気にして生きてきました

ずっとサービス業に就いていました

お客様が不機嫌そうなお顔をされていれば

「私の対応が良くなかったのか？」

「私が何かしちゃったのか？」

「私のせいかもしれない」

と思い

だと思ってきました

仕事以外でもいつも相手の顔、相手の機嫌を気にしていました

相手の機嫌が悪い＝私がダメ、だったから

実を言うと、私は何年も自分の母に対して心の距離を置いていました

長くなるのでまた別の機会に話しことにしますが

その母に対しての怒りや憎しみや叫びたい気持ちに整理がついたら、人の顔も気にならなくなったんです

母との関係が良くなったら他の悩み事なんてなくなってしまったのです

なぜか？

「お母さんに愛されていない」

「私はダメな子」

という小さい頃の自分の心が癒され、愛されていないという勘違いが解けたからです

子供はお母さんの顔色をよく見ています

「お母さんが不機嫌なのは私のせいだ」

「お母さんがイライラするのはせい」

「私が全部いけないんだ」

そんな子供時代の思い込みがあると

人間関係でうまくいかないことが多かったり

必要以上に気を遣ってしまったり

相手との距離の取り方がわからない

と悩むことが多いのです

それらは全て「お母さん」との関係が根底にあります

 

あなたも小さい頃にお母さんの様子が気になりませんでしたか？

お母さんどうしたんだろう？

お母さん疲れてるのかな？

お母さん大丈夫かな？

お母さん、お母さん

だって、子供はお母さんが大好きなんです

また私の話ですが一つの例として読んでください

母と距離を置いていた期間に毒親関連の本を読み漁っていました

母を毒親とすることで自分が被害者となり

母を責めることでその場は気がすむからです

「やっぱり毒親だ」

「ひどい母親だ」

「お母さんのせいでこんな性格になった」

と自分を納得させようとしていました

でも本当は違っていたんです

本当は母のことが大好きでした

イライラしてる母を見ると辛かったこと。

思春期の頃に髪型や服装を注意されて悲しかったこと。

私のすべてを理解して受け止めてもらいたかったのに拒絶されたと思っていたこと。

悲しいよ。

寂しいよ。

泣きたいよ。

母を接する度にそんな気持ちが蘇ってきて耐えられないのです

だから母を嫌いになることでその悲しみを見ないようにしていた

あなたにもそんな気持ちありませんか？

おかしくないですよ、大丈夫です

そのことに気がつくことができた時に全てがひっくり返りました

母の言葉は、私を思う愛情から出てきた言葉

母の行動は、私を守ろうとしていたとの

昔の母の言動がすべて逆に見えてきたのです

お母さんはいつも私を見てくれてたんです

きっと、あなたもそうです

一見普通の親子でも、娘が母に嫌悪感を抱いていることは多いのです

そしてその悩みは人に言っても理解されづらく一人で抱え込みがち

そのどうにもできない気持ちが夫や子供やまわりの人との関係にも影響してくるのです

あなたがもしお母さんを許せない気持ちがあるとしてもおかしいことではありません

私はよく分かります

誰にでも起こりうることです

あなたの感謝が足りないのではない。

あなたが冷たい娘なのではないです。

ちょっとしたことなんです

親子でも人間同士ですから全部が全部思い通りになるわけではありませんし

子供が社会に出ていくために親として必要なことをいいます

それを「お母さんにわかってもらえない」と思ってしまっただけなのかもしれません

あなたがもし母親との関係で悩んでいるのなら、お母さんを接するたびに小さい頃の自分が出てくるのではありませんか？

ひとりぼっちだったり

さみしかったり

悲しかったり

泣きたいのに我慢していたり

甘えたいのに甘えられなくて

そんな気持ち、もう見たくないですよね

そんなこと、二度と思い出したくないのです

だからお母さんから遠ざかろとするのです

子供を愛してない親なんていません

ただ、あなたに対してちょっと言葉が足りなかったのかもしれない。

もう少し違う言い方をしてくれたらあなたも受け入れることができたかもしれない。

でもね、親も人間です

言い方が下手だったり、愛情表現が下手だっただけなのです

「あなたはお母さんに愛されてたんだよ」

それが分かったら、毒親だと思い込んでいるあなたのお母さんのことをもう一度大好き！と思えるかもしれません

思わなくてもいいのですが

どっちだっていいんでが

私は、お母さん大好き！だった子供の時の気持ちに戻ることができて良かったと思っています

母親との関係で誰にも相談できず一人で苦しんでいるあなたの何かのきっかけになればと思って書いています

お母さんはいつもあなたを思ってます

クソババァ！と言われようが

うるさい！うざい！と言われようが

あなたのことを愛しています

夜中でもあなたが泣けばトントンしてくれました

赤ちゃんのあなたを抱っこしてくれました

お腹が空けば食べさせてくれました

赤ちゃんの頃なんて記憶にないですが、お母さんは赤ちゃんが生まれてくれて嬉しいのです

あなたが生まれてきてくれて幸せなのです

母親のことで悩んでいてもなかなか人には話せません

友達に言ったところで

「お母さんのことそんな風に言ったらダメだよ」

「親なんだから大切にしなきゃ」

「もっとお母さんに感謝しなきゃ」

「親孝行しなきゃだめだよ」

と言われます

誰にも言えず一人で抱えているのなら気持ちを吐いてください

お母さんのあんな言葉が嫌だった。

お母さんのこんなところが嫌だった。

お母さんにこうして欲しかった。

ぜんぶ出してください

私も自分が親になった今わかります

「お母さん」はぜんぜんすごくないです

普通の人間です

寝坊もするし、子供のことを愛していてもご飯作りたくない時もあるし

一人で出かけたい時もあります

それが普通なの

あなたを愛してないわけじゃない

あなたを見捨てたいわけじゃないんです

いつでもあなたの幸せを願っています

お母さんて何も言わないんです

私なんて何年も冷たくして電話もメールも無視してきたのに

そんな娘が急に毎日ハートの絵文字入りのメールしてきたりテレビ電話してくるんです、おかしいでしょ（笑）

絶対なんかあったでしょ（笑）

でもね、お母さんは何も言わないです

何もなかったようにおかえりって言ってくれます

子供が幸せに生きていること

お母さんの望みはそれだけなんじゃないかな

あなたも誰かの娘です

あなたのお母さんは待ってます

気が済むまで嫌ったらいつか帰ってあげてください

お母さんは何も言わずにおかえりって言ってくれると思いますよ

私ももし娘が離れていったらものすごく悲しいですが、フラッと帰ってきたら普通におかえりって言うと思います

お母さんは子供が何より大切ですから

命をかけて産んだのですから

もうその時点で大切にされてるのです

だからあなたは堂々と生きてください

お母さんが許せないならその気持ちを出せばいい

紙に書いてもいいし、とにかく嫌いならとことん気の済むまで嫌う

自分の気持ちを出し切ることを私はオススメします

出したらまた新しいものが入ってきます

あなたが幸せに生きることがお母さんの願いです

あなたに嫌われてもいいし、憎まれてもいいし、悪口言われてもかまいません

それであなたが幸せならお母さんはそれでいい

でも、あなたは幸せですか？

お母さんを嫌って恨むことで、幸せですか？

それでもいいよ、私はお母さんいなくても幸せだから。って2年前の私なら言っていました

老後の面倒もみないから。

縁切るから。

と言って母を泣かせてしまったこともあるくらい本当にひどい娘でした

でもね、そんなひどい娘でも大切にしてくれるのがお母さんです

あなたが生きてるだけでいいんだから

幸せになってください

母と娘、色んな形があると思います

私は「お母さん大好き」に戻って心の底から良かったと思っています

あなたは、あなたの望む形でこれからもっと幸せになっていかれると思います

お母さん大好き！と思える人生は幸せだと私は思ってます

私はいま5歳の娘がいますが子供は本当に可愛いですよ

あなたも誰かの子供です

愛されて産まれてきたんですよ

今も、ずっと、あなたが人生終えるまで愛されてますよ

今日はお休みでーす