お客様はあなたのこんなところを見ています

今日も接客業を楽しむコツを書いていきます

「あなたが楽しんでるとお客様も楽しい」

お客様に対応する時

なんだかつい気を張りすぎちゃったり
気合い入れすぎちゃったり
頑張りすぎたり
背伸びしちゃったりしませんか

やっぱり「素晴らしいサービスをしなくちゃ!」って思うじゃないですか

常に素晴らしいサービスをしたいですし
いつもお客様に喜んでいただきたいです
それがいつの間にかプレッシャーに変わってくるんです
(素晴らしいサービスって何?という話は長くなるのでここでは考えないことにします)

失敗しちゃいけない
失礼があってはいけない
しっかり見ていないといけない
ってどんどん緊張していきます

それでね
いくら笑顔の練習をしても
接客用語を覚えても
マニュアルを頭に入れても
とっさの時にはいつもの自分が出ます

普段のあなたの姿がバッチリ出ています

お客様が見ているのってあなたが気を抜いてる時の顔や対応です
みんな、あなたの素が見たいのです

お皿を下げる時の顔
テーブルを片付けている時
立っている時
在庫確認をしている時など
お客様に対応していない時こそお客様はみているのです

CAの仕事で例えると
カーテンを開け閉めする音
機内を歩く乗務員の靴の音
空港ロビーを歩いている時
飛行機に乗り込む前など
機内業務以外のことでお客様から会社に対してお叱りや注意を受けることがよくありました

(それだけ会社を気にかけていただいて、ありがたいことです)

フライト前の打ち合わせで

「カーテンを開け閉めする時の音に気をつけましょう」

「空港内ではお客様の目を意識しましょう」

と全員で確認したりするのですが
忙しい時はいつもの自分が出てくるのでカーテンの音なんて気にしていられません

ジャーと豪快に音を立てて開けるベテランもいれば
無意識に音がしないように軽やかにカーテンを閉める新人もいます

こういうことは勉強してもなかなかできません
いつもの自分の部屋のカーテンの開け閉めの仕方が出るのです
そんなことをお客様をみています

え?そこ〜!?
というようなところを見られています

え?そこなの!?
という自分では気にしていないところを人からほめらたことってありませんか?
友人関係でも接客でも同じなんです

お客様はサービスマンの素を姿を見ています
あなたが普段どう過ごしているかが出るのです

いくら笑顔を作ってもカッコつけても
ふとした瞬間に伝わるのです

素の自分を見られたら大変だ!と思うのであれば日常生活を丁寧にしていけばいいのです

接客の本や笑顔の作り方を学ぶのもいいですが、普段の自分の姿を客観的に見てみることも大事です

お客様に会えて楽しいな。
お客様とお話しできて楽しいな。
そんな気持ちがお客様に伝わりますよ

子連れでお店に入る時は、店員さんが子供にも丁寧に対応してくださるとお母さんは安心しませんか?

「自分の大切なものを同じように大切にしてくれるんだな」と感じられるのって嬉しいのですよね

秋晴れ?