麻布十番には「ナニワヤスーパー」というスーパーマーケットがあります

ローストビーフやポテトサラダなど、お惣菜も美味しいことで有名ですが

私も大好きで、牛乳一本買い足しに行くのでも、必ずナニワヤさんで買いたくなるくらい好きです

先日、社長さんとお話していてナニワヤスーパーが人気がある秘密の一つが

たぶんこれなんじゃないかというものを見つけました

レジにいる店員さんが、買ったものを袋に入れてくれるんです

子連れには大変ありがたいです

年配の方には荷物をタクシーまでお手伝いしてくれたりします

レジの店員さんの中には、アジア系の外国人のお兄さんやお姉さんも多いです

彼らがものすごいんです

日本語がとても上手

いつも笑顔

気遣いがすごい

こちらの様子を見て袋を二つに分けてくれたり

ベビーカーを押していると持ちやすいように考えてくれたり

日本人の店員さんも皆さんそうですがレジのところで何かしら会話になります

ただスーパーで買い物をしてレジで支払う、ではないんですよね

楽しいんです

うまく言えませんが、もっと濃いんですね

スーパーって食品を買う場所ですが、ナニワヤさんはただのスーパーとは違うなと感じるのは

人の気配がするんですね

野菜買った

お肉買った

レジで支払った

終わり

生活の一部でスーパーに買い物に行く、のではなくて

「ナニワヤさんに行く」というイベントになります

社長さんと話している時にスタッフの話になりました

みんな、とてもよくできるんですよ

言葉ももちろん上手だし心遣いが自然にできて

教えるどころかこっちが教えてもらってます

と、おっしゃるんです、社長さん

これだと思いました

社長さんが社員のことを信頼して愛をもって見守ってくれているから

スタッフは自信を持って仕事ができる

そんな関係ができているんじゃないかなと、エラそうですが思いました

自分のことを認めて、信じて、見守ってくれる

そんな大きな土台があるから、のびのびと好きなように、自分の思ったようにお客様に声をかけたり

その場に合わせた対応ができるんじゃないかと

これって親子でも同じだとは思いました

勉強しなさいって言われると

今しようと思ったのにってイラっとしたことありませんか？

あれしなさい、

これしなさい、

って子供に声をかけることって

子供からしたら

信頼されてないんだなって感じることがあると思うんです

相手を信頼しているから待つことができる

親子でも、パートナーでも仕事でもそうかもしれませんが

信頼されているっていう実感があれば、

安心して心を開けんじゃないかなと思いました

麻布十番にはスーパーが何軒かありますが、本当に良いですよ